【実録】平日の社畜、休日に爆発す。魔法の書『仙台ちょい飲み手帖』で巡る、11時開戦の「ガチ飲み」5時間耐久レース

 皆さん、毎日のお仕事、本当にお疲れ様です。


南蛮味噌協会の仙台支部担当です。 

平日は某企業で、PCと上司の顔色を交互に伺いながらすり減っている私ですが……週末くらいは、自分を思い切り甘やかしてもバチは当たりませんよね?




やってきました、土曜日。

時刻は午前10時30分。 私は自宅を飛び出し、仙台駅前で小刻みに震えながら「11時」を待っていました。寒さからではありません。

手の中にある**『ちょい飲み手帖 仙台版 vol.3』**が放つ、圧倒的なオーラへの武者震いです。


この本、酒飲みにとっての「合法チートアイテム」なんです。 

掲載店に持っていくと、通常1,400円以上のドリンクと料理のセットが、すべて税込1,200円になっちゃうという魔法の書。

2月25日に発売されたばかりの最新版を握りしめ、いざ、大人の遠足(という名のハシゴ酒)へ出発です!


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1軒目:牛たん 炭焼き 撰 利久(仙台パルコ2 1F)


【入店】11:00(オープン一番乗り。大人の余裕を装いつつ早歩きで入店)

まずはパルコ2の1階、「撰 利久」さんから。高級感あふれる店内に、一番乗りで滑り込みました。 注文したのは、生ビール(一番搾り)と、ちょいのみセットの牛たんロースト・仙台牛・みやぎサーモンの「握り3貫」セット。




ここでいきなり、店員さんから神の宣告が。 「本日は仙台牛が、モモからサーロインに変更となっております」

……えっ、いいんですか?

 メニュー写真にあった「いくら」は乗っていませんでしたが、そんな些細なことはどうでもよくなるほどの、口の中でトロける脂の暴力。 



お寿司が来るまで待てず、先に届いたキンキンの一番搾りを「フライング一口」してしまった時の、あの背徳感と多幸感。

平日のストレスが音を立てて溶けていきました。


2軒目:ニューおさかなセンター イチノニ(仙台パルコ2 1F)

【入店】11:30頃(立ち飲み席限定。エンジンがかかってきた)


そのまま同じフロアの「イチノニ」さんへスライド移動。

活気ある立ち飲みスタイルが最高です。

 ここはなんと、追加料金なしで「メガレモンサワー」が選べるという狂気(褒め言葉)のシステム。



自分でレモンをグシャッと潰す作業すら楽しい。

運ばれてきたのは、新鮮な生ガキにお造り2種(マグロ・ハマチ)、そしてレンゲに乗った可愛いミニ海鮮丼。






 生ガキとポン酢の相性が爆発的に良すぎて、あんなに巨大だったメガサワーが「あれ?グラスに穴空いてる?」というスピードで消えていきました。


3軒目:奥州ろばた センダイエキ天海(エスパル仙台東館 3F)

【入店】12:00頃(駅直結の好立地。貸切状態で王様気分)


エスパルへ移動し、炉端焼きが味わえる「天海」さんへ。 

ここではなんと、宮城の誇る日本酒「一ノ蔵」がワイングラスで登場。



お洒落すぎる。三陸産生ガキ、宮城サーモン刺し、もずくが並ぶ贅沢なセット(通常1,600円相当)です。







ここで、一人飲みならではの小さな事件が。

 メニュー写真にあった「レモン」が、私の生ガキには乗っていなかったのです。


隣の通常注文のお客さんにはある。「手帖仕様? それとも乗せ忘れ……?」と、小心者の私は脳内で一瞬葛藤しました。

 でも、カキを一口食べた瞬間、**「ウマすぎるから、レモンとかもうどうでもいいや!!」**と宇宙の真理に到達しました。

美味しいものは心を広くしますね。


4軒目:味の牛たん 喜助 南町通店(青葉区中央3丁目)

【入店】12:40頃(行列店に奇跡のカウンター1席空き!)



少し酔い覚ましに歩いて、青葉区中央の老舗「喜助」さんへ。

落ち着いた職人技が光る名店に運良く滑り込めました。 

生ビールに、牛たんのたたき、燻りがっこのポテサラ、筍の煮物という、呑兵衛のツボを完全に理解した布陣。





特筆すべきは「牛たんのたたき」。



この値段で出していい火入れじゃないですよ、これ。 食べながら、**「これ、うちの協会の『仙台南蛮味噌(青唐辛子バリバリのやつ)』と一緒に食べたら、気絶するほど合うだろうな……」**と、一人ニヤニヤ妄想タイムに突入。

完全に怪しい客です。


5軒目:居ザック きよゑ(一番町4丁目・東市場二条通り)

【入店】13:30頃(そして伝説へ……)




いよいよクライマックス。三越近くのディープな横丁に潜む、居酒屋とスナックのハイブリッド「きよゑ」さん。

皆さんも経験ありませんか? 

中が見えないスナック風の扉を開ける時の、あの「やっちまったか?」という恐怖心。

 重厚な扉の前に立ち、私は完全にビビっていました。

常連さんたちの冷たい視線が刺さるのではないか。

逃げるなら今だぞ、と。

 しかし、勇気を振り絞って「ガチャリ」と扉を開けた瞬間——。


「いらっしゃい!どうぞどうぞ〜、ここ空けるね!」

店主の底抜けに明るい笑顔と、優しく席を詰めてくれる常連さんたち。

外観のハードルからは想像もつかない、まるで実家に帰ってきたかのような温かい空間がそこにはありました。


手帖のセットは、濃いめの角ハイボール(レモン入り)と、手作りの温もりが沁みる3品。 緊張の糸が完全にプツンと切れ、ここで私の中の「何かが」壊れました。







ちょい飲み? いいえ。「ガチ飲み」の開幕です。




赤星の中瓶を追加。バイスサワーをあおり、

ハイボールをお代わり。



完全に常連さんたちとの会話に溶け込み、気づけば時計の針は16時目前。 その後に予定していた用事のため、後ろ髪を(なんなら頭皮ごと)引かれる思いで、泣く泣くお店を後にしました。


最高でした。また行きます。


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まとめ:ちょい飲みは「ガチ飲み」への入り口だった

「1店舗1時間以内でスマートに次へ行く」というマナー を心がけていたはずが、最後の人情味あふれる空間に完敗し、ガチ飲みに発展するという「幸福な大失敗」で私の休日は幕を閉じました。

この『ちょい飲み手帖』、利用期限は2026年6月30日まで。

しかも、同じお店で3回まで使える という、酒飲みの肝臓を試すかのような恐ろしい仕様です。

 期限が切れるその日まで、私はこの魔法の書を片手に、仙台の街をしゃぶり尽くすことをここに誓います。

毎日頑張っている皆さんも、たまにはこの手帖を握りしめて、未知の扉を開けてみませんか? きっと、最高のご褒美が待っていますよ!

それでは、また次回のハシゴ酒(か、南蛮味噌の話題)でお会いしましょう!乾杯!

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